打楽器アンサンブルプチフェスタ2015～神田佳子プロデュース
"Exhibition"
プロの打楽器奏者はもとより、打楽器を楽しむ様々な人達が集まり、ステージいっぱいに並ぶ打楽器だけで行うフェスティバル「打楽器アンサンブルプチフェスタ」は、横浜から発信し続けて参り、第5回目となりました。今回のテーマは「Exhibition」
日々当たり前に聴こえる音やリズムが音楽となり、作品となり、打楽器の「展覧会」となっていく。
今年度は、コンテンポラリーダンサーの渡辺久美子、山﨑麻衣子も加わり、さらに視覚的にも楽しめるイベントを目指しています。このKAATの空間を生かした打楽器アンサンブルを様々な角度からお楽しみください！！
2015 3.25（水）
KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
開演19:00 （開場18:30）
入場料 一般3000円 全席自由
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。
PROGRAM
Ultra展覧会の絵 ― Modest Mussorgsky／神田佳子
Exhibition ― 神田佳子（新曲初演）
Graffito ― 神田佳子
まるまど ― 福井香菜子（新曲初演）
2+1 ― Ivan Trevino
Living Room Music ― John Cage
Millennium Bug ― Giovanni Sollima
Brooms Hilda ― Chris Crockarell
Stinkin' Garbage ― Ed Argenziano
出演
青井政子 安里菜 飯塚暁子 石崎元弥 上原なな江 小澤絵里子 加久間朋子 亀川知樹 川村真理子 神田佳子 郡恵
小島直子 小柳玲子 櫻井音斗 佐々木啓恵 佐藤裕子 高木雅也 高橋沙千 竹内夏希 戸崎可梨 平野有希子 福井香菜子 福井友子
松岡朋子 溝口玲子 米田桜子 若鍋久美子
ダンス：山﨑麻衣子 渡辺久美子
演出：神田佳子 舞台監督：鈴木英生（カノン工房） 照明：菅勝治
主催 パーカッションスタジオKANコンサート実行委員会／BON-KAN STUDIO YOKOHAMA
制作 BON-KAN STUDIO YOKOHAMA／有限会社ハリーケン
ARTISTS
神田佳子 Yoshiko Kanda PRODUCE / PERCUSSION / COMPOSITION
横浜生まれ。東京芸術大学器楽科打楽器専攻卒業及び同大学院修了。ドイツ：ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会で奨学生賞を2度受賞。これまでに、ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演、東京オペラシティ主催リサイタルシリーズ「B→C」、NHK「FMリサイタル」、ＴＶ朝日「題名のない音楽会」などに出演。2002 年ビクターエンタテインメントよりヴァイ オリンと打楽器の CD「ソルト&ペッパー」をリリース。古楽集団トロヴァトーリ・レヴァンティ、といぼっくす、高橋悠治プロデュ－スの伝統楽器グループ「糸」、一柳慧率いる「アンサンブル・オリジン」等のメンバーとして、カーネギーホールをはじめ、国際的な場での演奏活動も多数行ってきた。現代音楽を軸に、様々な分野での即興演奏や、正倉院復元楽器の演奏、ジャズミュージシャンとの共演等、時代やジャンルを超えた打楽器演奏の可能性にアプローチしている。
現在、Ensemble Contemporary α、東京現音計画、PERCUSSION TRIO [The Birds]、ジャズピアノとのデュオ「TANAKANDA」等のメンバー。
また、演奏活動と並行して作曲活動も継続的に行っており、作品は、日本国内各地をはじめ、ニューヨーク、ミラノ他世界各地で上演されている。2014年4月には自作の打楽器アンサンブル作品集CD「かえるのうた」をリリースし、その中のEmotion等４作品の楽譜も出版された。
Webサイト：
http://www.yoshiko-kanda.com/
青井政子 Masako Aoi PERCUSSION
鹿児島県出身。京都大学現医学部看護学科卒 コンサルティング会社経営
８年前よりマリンバを始める。昨年からアマチュアのJ-POP系バンドに参加
趣味は声楽の他、バックカントリースキー＆スノーボード、競技ダンス
安里菜 Rina An PERCUSSION
神奈川県横浜市出身。３歳よりピアノ、16歳より打楽器を始める。昭和音楽大学打楽器科を卒業。第43回国際芸術連盟新人オーディション合格。奨励賞並びに審査員特別賞受賞。第26回打楽器新人演奏会に出演。新人賞受賞。これまでに、打楽器を有賀誠門、神田佳子、須藤八汐、目黒一則、W.L.Cahnの各氏に師事。現在、県立荏田高校教諭。
飯塚暁子 Akiko Iizuka PERCUSSION
国立音楽大学教育音楽学部教育音楽科Ⅰ類卒業。在学中より知的障がい児の音楽授業などに興味を持ち、研究を始める。1990年、音楽療法勉強のため渡欧。ザルツブルグ音楽大学モーツァルテウム、カール・オルフ音楽教育研究所で「創造的な音楽と動きの教育」を学ぶ。同時にミュンヘン小児センターのゲルトルート・オルフのもとで音楽療法を学び資格取得。2年間ザルツブルグ州立聴覚障がい児研究所に勤める。1998年に帰国。帰国後は、療育センター、特別支援級、自主グループ、施設などで障がい児・者のための音楽療法を実践。学校法人愛育養護学校アートティチャー。日本音楽療法学会認定音楽療法士。
石崎元弥 Genya Ishizaki PERCUSSION
神奈川県出身。日本大学鶴ヶ丘高等学校を卒業。15歳から打楽器をはじめ、これまでに打楽器を神田佳子、福田隆の各氏に師事。現在、国立音楽大学にて現代音楽、ドラムスを中心に勉強中。
上原なな江 Nanae Uehara PERCUSSION
葛飾区出身。東京藝術大学卒業。
現在、フリーランスの打楽器奏者としてオーケストラや吹奏楽、ミュージカル等で演奏活動を行う。
2009年ブルガリア国際打楽器コンクールにて第3位を受賞。
2013年NHK「あまちゃん」の劇伴に参加。あまちゃんスペシャルビッグバンドのメンバーとして各地で公演を行う。
最近では朗読と現代舞踊、演奏による表現「モノドラマ」に挑戦中。日本の文芸作品を中心に取り上げ、公演を行う。
国立音楽院講師、琴鼓'n管、大友良英スペシャルビッグバンドメンバー。
小澤絵里子 Eriko Ozawa PERCUSSION
フェリス女学院短期大学音楽科卒業。ヴィオラ・ダ・ガ ンバを神戸愉樹美氏に師事。ベルギー、日本においてＷ.クイケン氏に指導を受ける。1984年より神戸愉樹美VdG合奏団メンバーとして、京都国際音楽祭、ＮＨＫ・ＴＶ「栄光の弦楽器」、ＮＨＫ・ＦＭ名曲リサイタル、ＮＴＶ、TV朝日「題名のない音楽会」、バークレー古楽フェスティバル等に出演し、国内外で好評を博す。ギタルラ社・東京古典楽器センター、池袋コミュニティカレッジ講師。
加久間朋子 Tomoko Kakuma PERCUSSION
洗足学園大学音楽学部卒業。ピアノを吉野弘子、大塚成子に、チェンバロを鍋島元子に師事。古楽研究会Origo et Practicaに てチェンバロ及び通奏低音を研鑽。ミラノ音楽院にてE.ファディーニのマスタークラス修了。イタリア、ドイツでソロ公演。日本各地で演奏活動、レクチャー 等を行う。これまでにアンサンブル「音楽三昧」 メンバーとして、アメリカ公演、CD7枚リリース。現在チェンバロデュオ《レ・キャトルマン》メンバー。故鍋島の遺志を継ぎ古楽研究会代表及び講師。相模原音楽家連盟会員。日本チェンバロ協会正 会員。
亀川知樹 Tomoki Kamekawa PERCUSSION / DRUMS
東京都品川区生まれ。4歳からクラシックピアノ、6歳からはエレクトーンも習い始める。10歳からドラムスに転向。昭和音楽大学ジャズコース卒。ドラムを岡村タカオ、江尻憲和、小山太郎、パーカッションを神田佳子に師事。学生時代には、本田雅人、守屋純子、片岡雄三、小林正弘、斎藤ネコらと共演。現在は、ジャズライブ他、様々なジャンル、イベントやアーティストのサポート、小学生～大人までドラムスレッスンも務める。
川村真理子 Mariko Kawamura PERCUSSION
ライヤー奏者。音楽療法に取り入れた活動を行う。
郡恵 Megumi Koori PERCUSSION
東京藝術大学楽理科卒 日本音楽療法学会認定音楽療法士
現在は、鎌倉市・横浜市等で障がい者・高齢者のための音楽療法を実施。
小島直子 Naoko Kojima PERCUSSION
桐朋学園大学音楽科ピアノ専攻卒。チェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソロおよび通奏低音奏者として、またアンサンブルピアニストとして、各種鍵盤楽器を使用した演奏活動を行っている。関東学院大学チャペルオルガニスト。
小柳玲子 Reiko Koyanagi PERCUSSION
横浜国立大学大学院障害児教育専攻卒業。日本音楽療法学会認定音楽療法士。調布市社会福祉協議会、横浜市内等で障がい児・精神科領域の音楽療法を実践。横浜室内管弦楽団、ビオラ奏者。
櫻井音斗 Oto Sakurai PERCUSSION
国立音楽大学音楽学部演奏学科打楽器専攻。4月より3年に進級。
パーカッション二ストとしてpopsを中心にサポートミュージシャンとして活動している。
佐々木啓恵 Hiroe Sasaki PERCUSSION
東京藝術大学卒業。99年シンガポール交響楽団の公演・レコーディングに参加。アンサンブルofトウキョウ、第12,13,15回アフィニス音楽祭ではティンパニストを務める。昨年6月、津田ホール主催のコンサートシリーズに出演、《二台のピアノと打楽器のためのソナタ》/バルトーク他演奏。また、04年蜷川幸雄演出「タイタス・アンドロニカス」/W.シェイクスピア、01年山田和也演出/ストラヴィンスキー「兵士の物語」（共演：篠井英介、いっこく堂他）等の舞台へ出演する他、10年小椋佳コンサート全国ツアーに参加する等あらゆるジャンルで活動。パーカッショントリオ「The Birds」メンバー。
佐藤裕子 Hiroko Sato PERCUSSION
国立音楽大学音楽学部器楽学科フルート専攻卒業。
フルート奏者として関西フィル（ソリスト）と共演、その他モーツアルト協会主催コンサート、波の会、カワイサロンコンサート等に出演。
現在は日本音楽療法学会認定音楽療法士として神奈川県内、町田市で療育センター、自主グループ、施設などで主に障がい児・者のための音楽療法を実践。
高木雅也 Masaya Takagi PERCUSSION
神奈川県出身。世田谷学園高等学校卒業。12歳より打楽器を始める。
昨年、学内オーディションを通過し、第94回ソロ室内楽定期演奏会にマリンバソロで出演。
現在、国立音楽大学打楽器専攻三年、弦管打楽器ソリストコースに在籍。これまでに打楽器及びマリンバを神田佳子、福田隆、神谷百子の各氏に師事。
高橋沙千 Sachi Takahashi PERCUSSION
日本音楽療法学会認定音楽療法士。作曲・作詞。浅香唯、野田幹子、折笠愛ほか女性アーティストを中心に楽曲を提供。川崎、横浜、茅ヶ崎等の高齢者施設にて音楽療法士として活動中。
竹内夏希 Natsuki Takeuchi PERCUSSION
神奈川県横浜市在住。４歳よりエレクトーン・ピアノを始める。在学する中学校の管弦楽部で打楽器を担当。現在神田佳子に師事しパーカッションを勉強中。
戸崎可梨 Karin Tozaki PERCUSSION
神奈川県出身。普連土学園高等学校を卒業。5歳からピアノを、12歳から打楽器をはじめる。これまでに打楽器を神田佳子、竹島悟史、古川玄一郎の各氏に師事。現在、洗足学園音楽大学打楽器コース在学中。
平野有希子 Yukiko Hirano PERCUSSION
洗足学園音楽大学卒業、同大学音楽専攻科修了。小学校など教育機関での芸術鑑賞会、ワークショップでの演奏、台湾、韓国など国内外の打楽器フェスティバル等にも出演。
岡田知之打楽器合奏団、Marimba Percussion Group TONESメンバー。
2012年カメラータトウキョウよりマリンバカルテットのCD「FOUR MARIMBAS」をリリース。
福井香菜子 Kanako Fukui PERCUSSION / COMPOSITION
桐朋学園大学作曲理論学科卒業後、現代音楽、即興演奏、ポップスなど、いろいろな音楽の活動をし、ピアノとソルフェージュの講師の他、カフェの店員など、気づけば毎日いろんな仕事をしながら日々のモノやコト、音に目を向けて表現していくことを目指している。現在「テリーヌとボンボン」「秋福音」「川崎テツシと燃えるキリン」のユニットで活動中。 吉祥女子中学高等学校非常勤講師。 2003年パーカッショングループ７２公募展第２位。
福井友子 Tomoko Fukui PERCUSSION
日本音楽療法学会認定音楽療法士、日本芸術療法学会認定芸術療法士
小児科クリニック・児童福祉施設・こども発達センター・重症児施設などで音楽療法や芸術療法を実践しています。夫とフェレットのリー、近くに住んでいる娘と3人+α家族です。
松岡朋子 Tomoko Matsuoka PERCUSSION
武蔵野、西東京市などでリトミック指導。幼稚園で音楽指導。
溝口玲子 Reiko Mizoguchi PERCUSSION
神奈川県横浜市出身。国立音楽大学教育音楽学部教育音楽科Ⅰ類卒業。日本音楽療法学会認定音楽療法士。
米田桜子 Sakurako Yoneda PERCUSSION
神奈川県川崎市出身。慶応義塾大学在学中に慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのパーカッションパートに所属し、神田佳子、山口多嘉子に師事。
若鍋久美子 Kumiko "Mame" Wakanabe PERCUSSION
千葉県出身。2008年東京芸術大学器楽科を卒業。フリーランスの打楽器奏者としてクラシックを中心に、即興セッション、エレクトロニカ、コンテンポラリーダンサーとのコラボレーションなど、“音と身体をつないでいくこと”を大切に様々な角度からアプローチしている。
また、子どもたちと音やリズムであそぶワークショップや、認定NPO法人ミュージック・シェアリング「楽器指導支援プログラム」にて特別支援学校の楽器指導なども行っている。
ブログ：
http://kumiko-mame-wakanabe.seesaa.net/
DANCE
山﨑麻衣子 ＆ 渡辺久美子
Maico Yamazaki & Kumiko Watanabe
大学で出会い創作活動をはじめ、2008年デュオ《PaGi》の活動を始動する。
YOKOHAMA DANCE COLLECTION R横浜ソロ×デュオ〈Competition〉+2010ファイナリスト「おおよそバレエからかけ離れた振付でありながら、その動きが音楽と絶妙な調和を見せるのが面白い」(ダンスマガジン)
Tokyo/Soul Duodance Fes 2013参加「共犯」を発表。
単独公演「鍵のない宙」他、これまでに多くの作品を創作。2人の共通言語である‘素敵な身体,を目指し、日々鍛錬している。
